バンタンデザイン研究所 高等部とは?学費・口コミ・高卒資格を徹底解説

「バンタンデザイン研究所 高等部って、普通の高校と何が違うの?」
ファッションやヘアメイクを学べる高校があるらしい。でも「高卒資格は本当に取れるの?」「学費は全部でいくら?」「ぶっちゃけ大丈夫なの?」と、疑問だらけで動けなくなっていませんか。
筆者は元大学・専門学校の職員として、進路や学費の相談を7年間受けてきました。
学費が払えず退学していく学生も見てきました。
だからこそ、公式サイトだけでは分かりにくい部分まで正直にお伝えします。
- 高等部の仕組みと高卒資格の取り方
- 学費の総額(3年間で約370万〜480万円)
- 在校生・卒業生のリアルな口コミ
- 卒業後の進路(就職・進学)
- 向いている人・向いていない人の特徴
結論から言うと、バンタンデザイン研究所 高等部は「ファッション・ヘアメイク・デザイン・映像を学びながら高卒資格が取れるサポート校」です。

〈プロフィール〉
バンタンNAVI運営者
元専門学校・大学職員(7年間勤務)
学費・奨学金相談500件以上対応
バンタンデザイン研究所 高等部とは?

バンタンデザイン研究所 高等部は、KADOKAWA(東証プライム上場)のグループ会社が運営するスクールです。校舎は東京・大阪・名古屋・札幌の4拠点にあります。
ただし、ここは「高校」でも「専門学校」でもありません。通信制高校の「サポート校」という少し特殊な立ち位置です。
「普通の高校とどう違うの?」「本当に高卒資格がもらえるの?」——保護者の方からよく聞かれるこの2つの疑問に、元学校職員の視点でお答えします。
通信制高校のサポート校という仕組み
保護者の方から一番多い質問が「結局、高卒資格はどこからもらえるの?」です。
答えはシンプルで、高卒資格はバンタンからではなく、提携先の「S高等学校(角川ドワンゴ学園)」から取得します。
バンタン高等部はあくまで「サポート校」。サポート校とは、通信制高校に通う生徒の学習を支援する教育施設のことです。つまり高等部に入学すると、S高等学校にも同時に入学する形になります。
元学校職員の経験から言うと、ここが保護者の方にとって一番分かりにくいポイントです。実際、保護者説明会でも毎回この質問が出ていました。流れをまとめるとこうなります。
入学手続きはバンタン側で一括対応してくれます。
ファッション・ヘアメイク・デザインなど、自分が選んだ分野の実践的な授業です。
映像授業+対面サポートが基本。常駐の先生が個別にフォローしてくれます。
卒業証書はS高等学校から発行されます。
一般科目の授業は、スマホやタブレットを使った映像授業と週1回の対面授業がベース。勉強が苦手でも、常駐の先生が個別にサポートしてくれるので心配いりません。

バンタン高等部「だけ」では高卒資格は取れません。S高等学校への入学が必須で、その学費も別途かかります。
学べる分野と主なコース
バンタンデザイン研究所 高等部で学べる分野は全部で5学部。中学を卒業してすぐ、プロの現場で使われる技術を基礎から学べます。
| 学部 | 年制 | 主な専攻 |
|---|---|---|
| ファッション学部 | 3年 | ファッション総合コース |
| ヘアメイク学部 | 3〜4年 | 美容師/ヘアメイク/韓国ヘアメイクなど |
| デザイン学部 | 3〜4年 | グラフィックデザイン/イラストレーター |
| 映像学部 | 3〜4年 | 映像クリエイター |
| スポーツ・デザイン学部 | 3年 | スケートボード&デザイン |
カリキュラムの約77%が専門科目で構成されていて、普通の高校とは授業の中身がまったく違います。講師は全員、業界の第一線で活躍する現役プロ。1クラス20〜30名程度の少人数制なので、一人ひとりに目が届く環境です。
さらに在学中から企業と連携した「産学協同プロジェクト」に参加できるのも大きな特徴です。高校生のうちからプロの現場を経験できる機会は、普通科の高校ではまず得られません。
「何を学びたいか」がまだぼんやりしてる人も、まずは資料やオープンキャンパスで各コースの雰囲気をチェックしてみよう!
偏差値・入試について
結論から言うと、バンタンデザイン研究所 高等部に偏差値はありません。入試に学力テストがないため、偏差値という概念自体が存在しないんです。
入試方法は以下の3種類です。
- AO入試:一次審査(作文または作品の提出)+ 二次審査(面接)
- 学校推薦入試:中学校の推薦+書類審査(調査書・成績証明書)※成績による出願制限なし
- 一般入試:総合審査(一般職業適性検査)+ 面接
すべての入試が「未経験者対応」と公式サイトに明記されています。専門知識やスキルがなくても問題ありません。重視されるのは「この分野で学びたい」という意欲です。
なお、AO入試で不合格になっても一般入試への切り替え受験が可能です。ただし一般入試で不合格の場合、同年度内の再受験はできないので注意してください。



テストの点数じゃなくて「やりたい気持ち」で見てもらえるなら、ちょっと安心かも…!
学費は3年間でいくらかかる?


バンタンデザイン研究所 高等部の学費は、選ぶ学部やコースによって変わります。さらにS高等学校の学費が「別途」必要になるため、トータルの費用感をしっかり把握しておくことが大切です。
元学校職員として何度も保護者の方から学費の相談を受けてきましたが、「バンタンの学費だけ見て安心していたら、S高の分が上乗せだった」というケースは少なくありません。ここでは両方を合算した正確な数字をお伝えします。
バンタン側の学費|年間106万〜131万円
入学金は全学部共通で10万円。年間学費はコースによって異なります。
| 学部 | 年間学費 |
|---|---|
| ファッション/デザイン/映像 | 131万円 |
| ヘアメイク(東京校) | 111万円 |
| ヘアメイク(大阪・名古屋校) | 106万円 |
| スポーツ・デザイン | 116万円 |
年間学費の内訳は、設備充当費・授業料・実習費の3つ。ファッション学部を例にすると、設備充当費21万円+授業料93万円+実習費17万円で合計131万円です。
これとは別に教材費(10万〜23万円程度)がかかります。
教材費の正確な金額は毎年2月上旬に案内されるため、資料請求で最新情報を確認してください。
S高等学校の学費|年間約7万〜25万円
高卒資格を取得するために、提携先であるS高等学校(角川ドワンゴ学園)の学費が別途かかります。見落としがちなポイントなので要注意です。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 初年度学費 | 約25.3万円 |
| 就学支援金適用後(世帯年収590万円未満の目安) | 約7〜8万円/年 |
国の「高等学校等就学支援金」はS高等学校の学費に対して適用されます。世帯年収が590万円未満の目安であれば、年間の実質負担は約7〜8万円まで下がるケースがあります。


なお、学費は入学時にいったん全額を納入し、就学支援金は手続き後に還付される仕組みです。最初から差し引かれるわけではない点に注意してください。
就学支援金はあくまでS高等学校の学費にのみ適用されます。バンタンデザイン研究所 高等部側の学費(年間106万〜131万円)には使えません。ここを勘違いしている方が非常に多いです。
3年間の総額シミュレーション
バンタンデザイン研究所 高等部とS高等学校の学費を合算した、3年間の総額目安がこちらです。
| コース | 3年間の総額目安 |
|---|---|
| ファッション/デザイン系 | 約430万〜480万円 |
| ヘアメイク系 | 約370万〜420万円 |
就学支援金の適用有無や教材費によって金額は変動します。決して安い金額ではないからこそ、入学前に正確な費用を把握しておくことが重要です。
元学校職員の経験から正直に言うと、この金額は私立の全日制高校3年間と比べてもかなり高い水準です。
ただし、普通の高校に3年間通ったあとに専門学校へ進学するルートを考えると、合計の費用と時間はそこまで大きく変わりません。「高校+専門」の内容を3年間に凝縮しているイメージで捉えると判断しやすいと思います。
支払い方法は一括だけでなく、国の教育ローン(日本政策金融公庫)や提携教育ローンによる分割払いにも対応しています。
学費は資料請求で届くパンフレットに最新の金額が載ってるよ。親と一緒にチェックしよう!
口コミ・評判|在校生・卒業生のリアルな声


バンタンデザイン研究所 高等部の口コミを、複数の口コミサイトから集めました。良い声も厳しい声もそのまま紹介します。
良い口コミ|「同じ夢を持つ仲間に出会えた」
高等部の良い口コミで圧倒的に多いのが、仲間と講師に対する満足度の高さです。
「授業が少人数制なので、講師からいろんな技術を吸収できるのが魅力です。教室や設備もきれいで過ごしやすく、専門校ならではの充実した環境です。生徒はみんな目標を持って入学しているので、周囲からもいろんな刺激を受けられます」
― 出典:ウェルカム通信制高校ナビ
「就職担当とクラス担任がいて悩みをしっかりと相談することができました。たくさんの求人を紹介してもらえたり、面接の対策をしてくれたり手厚いサポートがあるので夢を叶えることができました」
― 出典:みんなの通信制高校プラザ
「10代からヘアメイクを学ぶことができると知ってこの学校に入学しました。講師の人達はみんなとても個性的で授業の内容もおもしろいです。初心者であっても授業を通してだんだんと自信がついてくるし、腕を競う仲間もたくさんいるので学校生活はとても充実しています」
― 出典:みんなの通信制高校プラザ
複数のサイトで共通して目立つのは「同じ目標を持った仲間がいる」「現役プロ講師の授業が実践的」「就職サポートが手厚い」の3点。
元学校職員の立場から補足すると、就職サポートの充実度は学校選びで見落としがちですが、卒業後に直結する重要なポイントです。特にサポート校や無認可校の場合、卒業後の就職支援体制に大きな差が出ます。
気になる口コミ|「本気じゃないと居場所がない」
一方で、厳しい声もあります。
「他にやりたいことがないという理由でバンタンを選んだので、周りの生徒との熱量の違いに戸惑っています。本気で学びたい人じゃないと、この学校には向いていないと思います」
― 出典:ウェルカム通信制高校ナビ
「卒業しても専門学校卒業の肩書がつくわけではなく高卒のままです。なんとなく学部を選び、なんとなく講義を受けるのでは面白みのない学校となってしまいます。積極的な質問や行動ができない人には向かない学校です」
― 出典:もしも通信制高校に行きたいなら【もし通】
ここで注目してほしいのは、良い口コミと気になる口コミが、実はまったく同じことを別の角度から言っている点です。
良い口コミでは「同じ目標を持つ仲間がいるから刺激を受ける」。
気になる口コミでは「周囲の熱量についていけない」。どちらも「生徒全員の目的意識が高い環境」という同じ特徴を指しています。
7年間、学校現場で働いていた経験から言えるのは、この手の口コミが出る学校は「良くも悪くも本気の場所」です。目標がはっきりしている生徒は急激に伸びるけど、なんとなく入学した生徒は居場所を失いやすい。実際に、入学時は意欲があっても途中でモチベーションが下がって退学していく学生を何人も見てきました。
だからこそ、入学前に「自分は3年間この分野に本気で向き合えるか?」を正直に考えてみてください。「なんとなく面白そう」だけで年間100万円以上の学費を払うのは、本人にとっても家計にとってもリスクが大きすぎます。
もう1つ。「高卒のまま」という口コミについても触れておきます。
バンタンデザイン研究所は学校教育法上の「専門学校」ではなく企業運営のスクールなので、卒業しても最終学歴は「高卒」です。ただしこの業界では学歴より実力とポートフォリオが評価されるため、「高卒=不利」とは一概に言えません。



厳しい意見もあるけど、「本気ならめちゃくちゃいい環境」ってことだよね。自分がどっち側になるか、よく考えてみよう
向いている人・向いていない人


ここまでの内容を踏まえて、バンタンデザイン研究所 高等部に向いている人・向いていない人を整理します。口コミや学費の特徴を考えると、合う・合わないがかなりはっきり分かれる学校です。
- 「将来はこの仕事がしたい」が明確にある人
ファッションデザイナー、スタイリスト、美容師、ヘアメイクアーティストなど、目指す職業が具体的な人ほどこの環境を活かせます。 - 普通の高校生活より専門スキルを優先したい人
授業の約77%が専門科目。部活や行事中心の高校生活よりも「好きなことにとことん打ち込みたい」というタイプに合っています。 - プロの現場を早く経験したい人
産学協同プロジェクトや業界イベントなど、在学中からプロの仕事に触れる機会が豊富。「卒業してから」ではなく「今すぐ動きたい」人向きです。
- 「なんとなく面白そう」で明確な目標がない人
口コミでも出てきたとおり、周囲の熱量についていけず居場所を失うリスクがあります。年間100万円超の学費を「お試し」で払える金額ではありません。 - 普通の高校生活も捨てがたい人
部活、体育祭、修学旅行――全日制高校ならではの青春イベントは基本的にありません。「両方ほしい」ならバンタンは合わない可能性が高いです。 - 受け身で学びたい人
少人数制で講師との距離が近い分、自分から質問や行動をしないと置いていかれます。「言われたことだけやる」スタンスでは3年間が辛くなります。
元学校職員として1つだけ付け加えるなら、「迷っている=向いていない」ではありません。中学生の段階で将来が100%固まっている人のほうが少ないです。大事なのは「この分野が好き」「もっと学んでみたい」という気持ちがあるかどうか。そこさえあれば、入学後に目標が具体的になっていく生徒を何人も見てきました。
逆に危険なのは、本人ではなく保護者の意向だけで入学するケース。本人が納得していないまま入学すると、最初の数ヶ月で通えなくなることがあります。
迷ってるなら、まずオープンキャンパスに行って実際の授業や生徒の雰囲気を見てみよう。資料だけではわからない「空気感」を確かめるのが一番だよ!
まとめ|バンタンデザイン研究所 高等部が気になったら


最後に、この記事のポイントを整理します。
- バンタンデザイン研究所 高等部は通信制高校(S高等学校)のサポート校。高卒資格はS高から取得する
- 授業の約77%が専門科目。講師は全員、業界の現役プロ
- 入試はAO・学校推薦・一般の3種類。学力テストはなく、偏差値も存在しない
- 学費はバンタン側(年間106万〜131万円)+ S高側(年間約7万〜25万円)の二重構造
- 3年間の総額目安は約370万〜480万円(コース・就学支援金の適用により変動)
- 口コミは「本気なら最高の環境」「目標がないと辛い」と評価がはっきり分かれる
3年間で数百万円かかる大きな決断です。記事だけでは伝えきれない情報もたくさんあるので、少しでも興味があるならまずは無料の資料請求でパンフレットを取り寄せてみてください。学費の最新金額、カリキュラムの詳細、オープンキャンパスの日程など、検討に必要な情報がひと通り揃っています。届いたパンフレットを見ながら、親子でじっくり話し合えるのも紙の資料のいいところです。
元学校職員として最後にひとつ。進路選びで一番もったいないのは「情報不足のまま決めること」でも「情報不足のまま諦めること」でもなく、「調べもせずに先送りにすること」です。AO入試は6月から受付が始まるので、動き出すなら早い方がいい。資料請求は無料で、届くまで数日。そこから考え始めても遅くはありません。
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