オープンキャンパスの見るべきポイント|運営側にいた元職員の本音

中高生オープンキャンパス、行くのは決めたけど、当日って何を見ればいいの?
案内された順に回って、そのまま帰る。それだけで終わってしまうのは、もったいないです。
オープンキャンパスの見るべきポイントは、歩く・在学生・通学の3つに絞れます。
私は元学校職員です。バンタンではないですが、ほかの学校や大学で職員をしていました。
オープンキャンパスの運営側も経験しています。進路や学費の相談は、500件以上受けてきました。
この記事では、運営側で感じたことをもとに、当日どこを見れば入学後のギャップを減らせるかを書きます。当サイトはバンタンとは無関係の個人運営です。
- 丁寧に対応されるのが当たり前な理由
- 案内の外まで歩いて見る場所
- 在学生と話すときの見方
- 通学ルートを自分で確かめる理由


〈プロフィール〉
バンタンNAVI運営者
元専門学校・大学職員(7年間勤務)
学費・奨学金相談500件以上対応
オープンキャンパスで見るべきポイント|運営側にいた私が絞った3つ


見るポイントは3つだけです。先に、なぜ丁寧な対応だけでは決められないのかを書きます。
最初は、運営側から見たイベントの性格です。
歓迎されるのは当たり前
オープンキャンパスや説明会は、基本的に高校生に来てほしいイベントです。
来てほしい人を迎える場ですから、丁寧に対応されるのは当然です。笑顔で話を聞いてもらえて、感じのいい学校だと思います。それ自体は悪いことではありません。
ただ、その印象がそのまま、通い始めてからの毎日になるとは限りません。
対応の良さを決め手にしない理由
私は、対応の良さだけで学校を決めないでほしいと思っています。
丁寧な対応は、基本的にどの学校でも受けられます。私は、比べる決め手にはなりにくいと見ています。
決める材料にするなら、現地に行かないと分からないことのほうです。それを自分の目で見るための柱を、3つに絞りました。
現地で見る3つの柱
3つの柱は、次のとおりです。
- 歩く:案内の外まで、施設と設備を見る
- 在学生:話して、雰囲気まで見る
- 通学:公共交通機関で行って、ルートと周辺を確かめる
行く学校が専門学校なのか、国の認可を受けていない無認可校なのかで、制度の面も変わります。種類を先に押さえたい方は、専門学校と無認可校の違いをまとめた記事から読んでみてください。
対応の良さは、決め手にならないよ。見るのは、この3つ。
オープンキャンパスの歩き方|案内された場所の外まで見る


1つ目の柱は、ブースもキャンパスも、できるだけ歩いて回ることです。案内された場所の外まで見ると、入学後の姿が浮かびやすくなります。
最初は、ブース巡りからです。
ブース・コーナーの回り方
私は、できるだけたくさんのブースやコーナーを回ってほしいと思っています。
ひとつのコーナーで聞ける話は、学校の一面です。回る数が増えるほど、見える面も増えます。
最初から興味のある場所だけを回ると、見る範囲が狭くなります。
案内ルートの外の散策
説明会などで案内された場所以外も、歩いてみてください。ただし、特に入ってはいけない決まりがなければです。
立入禁止の表示がある場所や、関係者向けの場所には入りません。入っていいか迷ったら、近くのスタッフに聞くのが確実です。
案内された場所だけ見て決めるのは、試着室で2歩だけ歩いて靴を買うようなものです。毎日履いて歩いてから、足に合わないと気づく。
案内の外を歩けば、説明では出てこない場所が目に入ります。
入学後に普段使う場所
特に見ておいてほしいのは、入学後に普段使う場所です。
私が運営側にいた感覚では、案内される場所は学校が見てほしい場所が中心でした。毎日の生活で長く過ごすのは、授業の合間に使う場所です。
その学校ならではの学習設備は、見どころのひとつ。もしあれば、食堂や図書館も見ておいたほうがいいです。自分が使う目線で眺めると、通う日の景色が想像できます。
- 案内の外の場所も歩く
- 入ってよいか、表示とスタッフで確認
- 学習設備と、図書館等を見る
行く前に資料に目を通しておくと、当日どこを確かめるかが決めやすくなります。分野別の資料請求は、記事の最後にまとめました。
案内の外まで歩いて、毎日使う場所を見よう。もちろん入っていい場所だけね。
オープンキャンパスの在学生|話して雰囲気まで確かめる


2つ目の柱は在学生です。話した内容だけでなく、在学生たちの雰囲気も見てきてください。
まず、在学生と話せる場所の探し方からです。
在学生ブースでの会話
学校によっては、在学生が対応しているブースがあります。質問回答コーナーだったり、体験を一緒に手伝ってくれたり。
そういうブースがあれば、私は在学生と話してみることをおすすめしています。
聞くことは、自分が気になっていることで構いません。
同年代だから聞ける率直な話
在学生は、同じような年齢で、同じ視点を持っています。実際に思っていることを率直に教えてもらえることも多いです。
運営側にいた私の実感では、職員や先生には聞きにくいことも、同年代の在学生なら聞きやすいと感じます。私はそこに、在学生と話す意味があると考えます。
在学生の話に、ネットの口コミも並べてみてください。見え方が整理できます。評判を調べた記事の一例として、バンタンゲームアカデミーの評判を両面から整理した記事があります。
雰囲気は馴染めるかの目安
もうひとつ見てほしいのが、在学生と話すときの雰囲気です。
話した相手や、周りにいる在学生を見て、こういう学生がいる学校なんだ、と感じ取ります。それがひとつの目安になります。
自分と同級生として入ってくる人も、似たような雰囲気の人になる可能性は結構高いからです。その環境に馴染めそうか、やっていけそうか。そこを見ておきます。
その日たまたまの雰囲気という可能性もあります。1日の印象だけで決めつけず、ひとつの目安として持っておきます。



在学生に話しかけるの、ちょっと緊張する……
質問回答コーナーなら、質問されるのが役割。気軽に一言からでいいよ。
オープンキャンパスの行き方|公共交通機関で確かめる通学ルートと周辺環境


3つ目の柱は通学です。オープンキャンパスや説明会には、なるべく公共交通機関で行ってください。
自宅から通うなら、毎日通う場所になります。ルートや乗り継ぎ、周辺の環境も、学校選びの大事なポイントです。
先に、避けたい失敗の形から。
親の車で行くと起きるギャップ
私が避けてほしいのは、こんなパターンです。オープンキャンパスには親の車で送ってもらった。でも通い始めたら、交通の便が意外と悪かった。
毎日の通学でモチベーションが下がる。ここは避けたいところです。
車で送ってもらうと、乗り換えの手間は見えません。自分で乗ってみて、はじめて分かります。
所要時間と乗り継ぎの確認
オープンキャンパスや説明会の時点で、自分で公共交通機関を使って学校まで行ってみます。確かめることは3点です。
- 学校までのルートと乗り継ぎ
- 着くまでにかかる時間
- 通学が大変すぎないか
この3点を当日に確かめておくと、入学後のギャップを減らせます。
放課後に立ち寄れる場所探し
学校の周りも、歩いて見てください。放課後に立ち寄れる場所が近くにあるかどうかです。
学校生活は、授業だけでは終わりません。授業のあとに寄れる場所があるかで、通う毎日の感じが変わります。
校舎の周りの様子は、学校ごとに違います。
東京校の場合は、KADOKAWAドワンゴ情報工科学院 東京校の立地や周辺をまとめた記事が参考になります。
オープンキャンパスは、学校に着く前の電車から始まってるよ。
オープンキャンパスの見るべきポイント|歩く・在学生・通学のまとめ


オープンキャンパスの見るべきポイントを、もう一度並べます。
歩く:ブースとコーナーを多く回る。入ってはいけない決まりがなければ、案内の外も歩く。学習設備や図書館など、普段使う場所を見る。
在学生:在学生ブースで話す。同年代だから話せる本音と、周りの雰囲気から、馴染めそうかを見る。
通学:公共交通機関で行き、ルート・乗り継ぎ・周辺環境を自分で確かめる。
対応の良さだけでは、通い始めてからの毎日は見えません。だから私は、この3つを見てほしいと考えています。
当日に学費や支援制度も聞けると、安心して帰れます。先に確かめたい方は、バンタンデザイン研究所の学費と使える制度の記事も確認できます。
選ぶのは、実際に歩いたあなたです。帰りの電車で、もう一度思い出してみてください。あの学校に、毎日通う自分を。
行く前に気になる学校の資料に目を通しておくと、当日に確かめたいことを決めやすくなります。分野別に並べました。
※資料の内容や最新の情報は、各校の公式サイトや資料でご確認ください。


